薄毛は遺伝するの?

日本人の薄毛は遺伝するものであるという認識は非常に高いようですが、
実際に薄毛は遺伝する可能性が高いと言っていいようです。

 

ここでは薄毛と遺伝の関係について説明したいと思います!

 

お酒の強さも、薄毛になる可能性も遺伝で決まる!

たとえばお酒に強い人、弱い人というのがあると思います。

 

これはアルコールを分解する酵素(アセトアルデヒドなんて言います)を、
たくさん持っているかいないか?で決まってきます。

 

そして、このアセトアルデヒドの量は遺伝で決まると言われています。

 

つまり、お酒の強さは遺伝で決まってしまうところが大きいです。

 

「AGAの原因について」では、
『ジヒドロテストステロン』というややこしい名前の男性ホルモンが、
薄毛の原因になっている、という話をしました。

 

このジヒドロテストステロンですが、
実はこれの元となる5αリダクターゼという酵素を
多かれ少なかれみんな持っています。

 

5αリダクターゼが多いか少ないかで、
ジヒドロテストステロンが多いか少ないかが決まってきます。

 

そして、5αリダクターゼの量というのも、
遺伝で大半が決まってしまうのです。

 

つまり、

 

5αリダクターゼの量は遺伝で決まる

5αリダクターゼの量に比例してジヒドロテストステロンの量が多くなる

ジヒドロテストステロンの量が多い方が薄毛になる可能性は高くなる

 

ということで、結論として、
薄毛になる可能性は遺伝で決まる、ということなのです。

 

なんだか小難しい酵素の名前がたくさん出てきましたが、
ややこしければ、薄毛になるかどうかは遺伝で決まる!
というということだけ頭の隅に入れておいてもらえればと思います!

 

ジヒドロテストステロンの感度も遺伝する!

これまでにジヒドロテストステロンの量が多い人ほど、
薄毛になる可能性が高くなる、ということをお話ししてきました。

 

これに加えてさらに薄毛になるかどうかを決める要因として、
ジヒドロテストステロンに対する感度があります。

 

たとえば花粉症の人はスギ花粉やイネ花粉に敏感ですが、
そうでない人は同じ量の花粉に接していても全くなんともないわけです。

 

これと同じでジヒドロテストステロンに対する感度というのも人によって違います。

 

つまり、同じ量のジヒドロテストステロンであっても、
薄毛になる人とならない人がいるということです。

 

このジヒドロテストステロンに対する感度というのも遺伝で決まってしまうのです!

 

難しい言葉で『アンドロゲン受容体』なんて言いますが、
これを生まれつき多く持ってしまっている人は、
ジヒドロテストステロンに敏感になり、結果薄毛になりやすいのです!

 

ジヒドロテストステロンとアンドロゲン受容体の双方が、
AGAを発症するかどうかに大きく影響してくるわけですが、
これら二つとも遺伝によってその量が決まってくるわけです。

 

そして、プロペシアでの治療では、
ジヒドロテストステロンの生成を抑制することで薄毛改善の効果を得ているというわけです。

 

このページの内容は、結構科学的な内容になってしまいましたので、
極力わかりやすい表現を心掛けたため、
学者さんからみると少し語弊がある個所があるかもしれません。

 

AGA初心者の人がクリニックに行く前の前提知識として持っておくレベルとしては、
この程度で十分だと思います。